なぜ子供の花粉症が増えているの?

花粉症の発症年齢は、年々下がってきています。
今では、16歳以下の子供の3割が花粉症を発症しています。
例を挙げると、ある県の農村部の小学校では、
約60%の児童がスギ花粉に対して抗体を持っていました。
そしてその中の40%以上に、すでに症状が現れているというのです。
抗体を持っているからといって全員が発症するとは限りませんが、
この数字だけでも小児の花粉症は増加傾向にあるというのがわかります。
子供の花粉症の増加原因は、異常に多いスギ花粉にあることはもちろんですが、
子供を取り巻く生活環境が与えている影響も大きいといわれています。
食生活の変化や大気汚染、子供世界でのストレスなども原因の一つです。
0歳児でも花粉症を発症!?
また、免疫力が大人ほどではない子供は、鼻や目の粘膜に影響を受けやすいようです。
また、最近は衛生面を大変気をつけている家庭が増え、
免疫力がつきにくい生活環境となっているのかも知れません。
花粉症を発症した乳幼児の74%がアトピー性皮膚炎、52.6%が食物アレルギー、
また、35.9%が喘息を併発しているというデータもあります。
そして、親が花粉症の場合は、84.1%の確率で子供も発症しています。
花粉症は大人の病気として、これまでは原因解明や治療の研究が進められてきました。
そのために、子供の症状に対するデータはまだ少ないといえます。
これから、子供の花粉症に対するメカニズムも解明されていくでしょうが、
0歳児が発症しても驚かない状況に今はあるようです。

